
それにしても、私が両陣営に対して思うのは、両陣営とも「靖国神社とは何か?戦犯とは何か?」という点について果たして理解していないのではないかということだ。
例えは、靖国神社に8月15日や春・秋の例大祭に参拝している国会議員のなかには、「私は心の中ではA級戦犯と他の戦死者を区別している」などいっている者がいる。これは親米保守の論客らにもこういうものが多いようだ。中韓やプロ市民もA級戦犯として祀られている者を悪の権化かのように罵っている。私が思うに、この両陣営は、A級戦犯として判決を受け、東条英機や広田弘毅ら処刑された人々や、終身刑を言い渡され獄中で死んだ松岡洋右らといった人々についてどれだけ理解しているのだろうか?
このブログでは今年の8月15日に向けて不定期にではあるが靖国問題について色々書いていくつもりです。中韓の外交問題や右・左といったイデオロギーがこんがらがった複雑な問題ですが、ひとつひとつ出来る範囲で解きほぐしていきたいと思います。
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